英検2級は本当に世界へ羽ばたく入り口となるのか?【前編】

こんにちは。Grow Rich編集部です。

今回は、【大学入試にとらわれない】エピソードつき 9歳からの英語学習4つの目標〜英検編〜でご紹介した”英検”を目指す指導方針について、畑塾長に更に深堀りをするインタビューを行いました。

英検が大切というのは理解したけれど、果たして本当に英検でいいの?
実際、どのくらいの生徒さんが合格しているのだろう?失敗したらどうしよう?

お子さんの英語教育を真剣に考えれば考えるほど、様々な情報に触れるほど、何が正しいかわからなくなってしまいますよね。そんな保護者の皆さんの不安を解消できればということで、畑塾長に直球質問をして参りましたので、是非ご覧ください!

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編集担当(以下、編):畑塾長、こんにちは。今日は畑塾長が学習目標のひとつに掲げている、”英検”について色々と質問をさせてください。

畑塾長(以下、畑):こんにちは。はい、もちろんです。ぜひこの機会に何でも聞いてくださいね。

編:ありがとうございます。では遠慮なく、保護者の皆さんが抱くであろう不安や疑問について、直球質問をさせていただきます!!

畑:はい、心構えはできています!笑 よろしくおねがいします。

編:大前提ですが、畑塾長は「まず、英語を学習する目的を明確に持ちましょう」といつも言っていますよね。また、日本で受けられる一般的な英語教育では、世界に通用しない事も多いともお考えですよね。

畑:その通りです。まさに、日本の英語教育は大学受験を合格することをゴールに教育方法が設計されており、残念ながらその勉強で得られる英語力は、世界で通用するものではないことが多いのです。Grow Richでは、「世界に飛び出すことができる」力を付けてもらう事を目標にしていますので、一般的な英語塾とは異なったアプローチをとっています。

編:なるほど、日本の一般的な教育では得られないものがあるのですね。
では、本題のGrow Richの4つの目標の中にある”英検”について、色々お聞かせください。
まず、Grow Richでは小学生で英検2級を取得することを一つの目標にしていますよね。
なぜ小学生で、しかもなぜ英検2級なのでしょうか?

畑:以前の記事でも書きましたが、①試験というものに慣れる、つまり合否を付けられることに受験前に慣れること、②「小学生」という言語学習においてとても重要な時期に、レベルに合わせた一定量の英語のインプットをすることが目的です。また、英検2級という英語力は、現地小学3年生程度の英語。その能力が手に入れば、海外に行って実際に現地の人と交流をすることができるんですね。

編:
なるほど、合否を付けられることに慣れないと、受験で万が一失敗した時に気持ちの切り替えがつかないですものね。大学受験だけを目標にしないとはいっても、受験の対策も考慮しているのですね。ただ、英検を目指した勉強でインプットは沢山できても、アウトプットの機会は週に数回のレッスンで足りるのでしょうか?

畑:第二言語習得のプロセスにおける研究は数多くありますが、その中で我々が重要視している理論が、
ミシガン州立大学の名誉教授で第二言語習得の専門家として知られるSusan M. Gass(1997, 2013)が提唱したモデルです。
Gassは、第二言語の学習者がインプットをアウトプットに転換できるようになるまでの間には「Noticed Input(気づき)」→「Comprehended Input(理解)」→「Intake(内在化)」→「Integration(統合)」という4つのプロセスがあるとしています。

<インプット(Input)>

1. 気づき(Noticed Input)

2. 理解(Comprehended Input)

3. 内在化(Intake)

4. 統合(Integration)

<アウトプット(Output)>

つまり、インプットの1〜4のステップを踏まないままフレーズを覚えても、「暗記」をしているだけになってしまうのです。会話や物語を理解できても、自分で表現できないのは、内在化・統合のプロセスを踏んでいないからです。
正しく適切な量のインプットができることを最優先し、アウトプットはできるだけで十分なのです。

編:そうなのですね、奥が深い・・・
ただ、インプットするにしても、今どき英検を目指した勉強ってどうなんでしょうか?以前の記事で、英検は段階的である、またよく知られている試験であるという事はわかりましたが、TOEICなども今はメジャーですよね?

畑:最近そのようなお問い合わせもよくいただきますね。しかし、英検にはあってTOEICには無い利点があるのです。何だと思いますか?

編:う〜ん・・・試験が長すぎて子供が集中できないとかでしょうか?

畑:それもありますね。ただ、大事なのは”少し背伸びして届くレベルの試験を受ける”という事なのです。

編:背伸び・・・ですか?

畑:はい。TOEICをいきなり受けてしまうと、難しすぎるという事なんですね。
もちろん、スコアの推移で成長の過程は見ることができますが、難しすぎるテストを受けたり、難しすぎる学習をするのは効果的ではないのです。

少し専門的な話になりますが、第二言語習得研究の分野における第一人者の一人である言語学者のスティーブン・クラッシェン氏の「インプット仮説」という有名な理論があります。
氏によると、「言語能力は現在のレベルよりも僅かに高いレベル(i+1)のインプットをすることで、自然的な順序に沿って進歩するものだ」という事なのですね。

最近再度注目されている理論であり、私自身の体感としてもこの理論は理にかなっていると考えています。

詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
https://englishhub.jp/sla/the-input-hypothesis

編:なるほど、英検ではその「わずかに高いレベル」を目指せるようなレベル分けがされているのですね。確かに、TOEICはビジネスに使用する英語とうこともあり、難しいです・・・

畑:そうですよね。もちろん、英検2級に合格して更にレベルを上げたあとに、TOEICにチャレンジするというのはありですよ。英検は、「まず最初のステップとして」目標に掲げるべきという事なのです。

編:よく理解できました!でも、認知度でいうと最近はTOEICの方が周知されていたりしないのですか?

畑:ビジネスマンの間でいうと、そうかもしれませんね。ただ、実はトータルの数を見ると英検の方が圧倒的に受験者が多いんです。

【違いを比較】英検®️/TOEIC/GTEC/IELTS/TEAP/TOEFL iBT/ケンブリッジ英検

https://www.fourskills.jp/english-exam-comparison

また、英検は小学生〜高校生の受験者が90%以上となり、子供同士の間での認知は圧倒的に英検が高いのですね。やはり、子供同士が話ができることは重要です。

編:そういう事なのですね。ただ、英検は私自身も学生の頃に受験しましたが、実際に英語が話せるようになっていません・・・。なぜ、英検を目指して勉強してきたのに、英語力がついていないんでしょうか?

畑:それは、冒頭にもお話したように、日本の一般的な学習方法では生きた英語が身につかないからです。ただ、英検を学校に言われるがままに受けていては、どうしても限られた英語力しかつかないんですね。
そこで、Grow Richでは英検は指標としつつも、その合格に必要な英語力は学校とは異なったアプローチで教えています。

編:なるほど、そこにつながるのですね。私が知っている英語学習は、文法を覚えて、単語を覚えて、ということでしたが、同じ英検に出てくる内容を勉強するにしても、Grow Richでは「勉強の仕方が違う」のですね。

畑:まさにその通りです。日本の教育における英語学習は、英検自体に問題があるわけではなく、「どのように英検が解ける語学力を身につけるか」というプロセスに問題があるのですね。

編:なるほど、よく理解できました!前編では、なぜ英検なのか?についてフォーカスして質問をしましたが、後半では「実際Grow Richに通っている生徒さんたちはどのように成長しているの!?とう視点で質問をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

畑:わかりました、Grow Richの生徒さんたちがどのように成長することができているのか、次回じっくりお話しますね!

編:ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございます!後編は近日中に公開となりますので、お楽しみに!

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