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2024年度|工学院大学附属中学校の英語入試・帰国生入試を解説!

今回は、八王子市にある中高一貫校の工学院大学附属中学校の概要や英語入試について解説していきます。

工学院大学附属中学校は、国内では珍しいケンブリッジ大学のカリキュラムを取り入れており、学校で海外大学入学資格も得られるのが大きな特徴です。

理系の工学院大学との連携も活発な学校のため、理数教育とグローバル教育に力を入れている学校をお探しの方は必見です。

工学院大学附属中学校の基本情報

所在地 〒192-8622 東京都八王子市中野町 2647-2
アクセス JR八王子駅・京王八王子駅からバスで15〜20分(スクールバスも運行)
生徒数 男:895名、女:261名
(参照元:スクールデータブック 2023
偏差値 46〜56
(参照元:首都圏模試センター
大学合格実績(2023年度) 私立大学(上智・明治・法政など):162名
工学院大学:76名
(参照元:スクールデータブック 2023

参照元:工学院大学附属中学校・高等学校

【教育の特色】国内中高一貫校初のケンブリッジイングリッシュ/インターナショナルスクールに認定された英語先進校


工学院大学附属中学校の特徴は、ケンブリッジイングリッシュスクール、インターナショナルスクールの認定を受けていることです。

英語はケンブリッジ大学の提供するカリキュラムで実施し、学校でケンブリッジ英語検定を受験できます。

ケンブリッジインターナショナルのIGCSE、A&ASLevelの到達度試験も行っているため、海外大学の入学資格を取得しやすくなっています。

実際に2019〜2023年度で、オレゴン州立大学やテンプル大学など23の海外大学合格実績を出しています主な大学名はこちら

インターナショナルクラスでは複数科目を英語で実施

工学院大学附属中学校には先進クラスとインターナショナルクラスがあり、インターナショナルクラスではさらに英語に力を入れたカリキュラムを実施しています。

中学では、週6〜7時間の英語に加え、数学(週6時間)と理科(週4時間)で英語イマージョン授業を実施。

高校では、英語と数学、公共の授業で英語イマージョンを実施しており、物理・化学・生物は英語か日本語を選択できます。また2024年度からは、これまで日本語と英語の両方で行っていた数学の授業がAll Englishに変更される予定です。


画像引用元:工学院大学附属中学校 インターナショナルコース 2023年度リーフレット

インターナショナルクラスでは、英語と理系科目で英語イマージョン授業を実施することで、英語で考え、議論できる英語力と思考力を身につけることを目指しています

海外大学への進学を考えている方やグローバルに活躍できる人材になりたい方に最適なカリキュラムです。

工学院大学附属中学校の2024年度の入試情報

工学院大学附属中学校では、一般入試・帰国生選抜試験・海外選抜試験のすべてで英語入試を実施しています。

それぞれ試験内容や出願資格が異なるため、出願の際は必ず最新の募集要項をご確認ください。

一般入試

出願開始日 2024 年 1 月 10 日(水) 8:00
出願締切日 第1回A/B:1 月 31 日(水) 11:59
第2回A:2 月 1 日(木) 11:59
第2回B:2 月 2 日(金) 11:59
第3回:2 月 3 日(土) 11:59
第4回:2 月 6 日(火) 11:59
試験日 第1回A:2 月 1 日(木)午前
第1回B:2 月 1 日(木)午後
第2回A:2 月 2 日(金)午前
第2回B:2 月 2 日(金)午後
第3回:2 月 3 日(土)午後
第4回:2 月 6 日(火)午後
合格発表日 試験当日の17時または21時
試験会場 工学院大学附属中学校・高等学校 校舎
出願資格 2024 年 3 月に小学校を卒業見込み、またそれに準ずる学力を有している者で、原則として自宅通学の可能な者。
主な出願書類 なし
英語を含む試験内容 英算または英国(各教科100点満点/50分)
試験に関する注意点 ○先進クラスかインターナショナルクラスのどちらかを出願時に選択します。
○インターナショナルクラス希望する場合は、英検準2級(CEFR対照表A2程度レベル)以上の英語力を必要とし、試験科目は英語を選択してください。
○インターナショナルクラスを希望する場合で英語を試験科目としない時は、英検2級(CEFR対照表B1程度レベル)以上の英語力を必要とします。合格証(コピー)を提出してください。
○インターナショナルクラスを第一希望とする場合は先進クラスにスライド合格する場合があります。
募集人数 第1回A/B:各回30名
第2回A:10名
第2回B:15名
第3/4回:各回10名
2023年度の合格倍率 英算:1.0〜4.0倍
英国:1.0〜3.0倍(参照元:スクールデータブック 2023「2023年度 中学⼊試結果」)
過去問 非公開

参照元:2024年度 生徒募集要項 中学校 一般入試

帰国生選抜試験

出願期間 第1回:2023 年 10 月 2 日(月)10:00~11 月 7 日(火)23:59
第2回:2023 年 10 月 2 日(月)10:00~12 月 22 日(金)23:59
第3回:2023 年 10 月 2 日(月)10:00~2024 年 1 月 14 日(日)23:59
試験日 第1回:2023 年 11 月 10 日(金)
第2回:2023 年 12 月 26 日(火)
第3回:2024 年 1月 17 日(水)
合格発表日 第1回:2023 年 11 月 10 日(金)21:00 ~ 2024 年 2 月 19 日(月) 23:59
第2回:2023 年 12 月 26 日(火)21:00 ~ 2024 年 2 月 19 日(月) 23:59
第3回:2024 年 1 月 19 日(金) 9:00 ~ 2 月 19 日(月) 23:59
試験会場 工学院大学附属中学校・高等学校 校舎
出願資格 海外滞在経験が1年以上あり、帰国後3年以内の者。
またはそれに準ずる海外生活経験のある者。
※資格の詳細はグローバル推進部(kogakuin-global@kgi.ed.jp)に問い合わせてください。
主な出願書類 ●帰国生出願者就学歴(本校所定様式)
●志望理由書 ※日本語による (本校所定様式)
●在学証明書(またはそれに準ずる成績証明書等)
●英語検定合格証書・スコア表のコピー ※英語の試験を「換算」で使用する場合のみ
英語を含む試験内容 ①「英語」+「面接」 ※1
③「英語」+「国語」+「面接」※1、2
④「英語」+「算数」+「面接」※1、2
*インターナショナルクラス志望者は①・③・④、先進クラス志望者は②・③・④から選択して下さい。
「面接」は本人及び保護者で行い、インターナショナルクラス志望者は英語と日本語、先進クラス志望者は 日本語による面接を実施します。なお、保護者への質問は日本語です。

※1インターナショナルクラス志望者で CEFR の B2 レベル以上(英検準 1 級、TOEFLiBT72~94、IELTS5.5~6.5 等)のスコアを有している場合は、「英語」を 100 点に換算します(取得資格により判断する場合あり)。

※2先進クラス志望者は、CEFR の B1 レベル(英検 2 級、TOEFLiBT42~71、IELTS 4.0~5.0 等)であれば、「英語」を 100 点に換算、 英検準 2 級であれば 80 点に換算します(取得資格により判断する場合あり)。ただし、英検準 2 級相当(=80 点)で出願する場合、「英語」の試験の受験をし、試験結果と比較し高い点数を採用します。

募集人数 特に定めず
2023年度の合格倍率 男:1.2倍、女:1.0倍

(参照元:スクールデータブック 2023「2023年度 中学⼊試結果」)

過去問 非公開

参照元:2024年度 生徒募集要項 中学校 帰国生選抜試験

海外選抜試験(上海・シンガポール)

出願期間 2023 年 9 月 22 日(金) 10:00~2023 年 10 月 18 日(水) 11:59
試験日 2023 年 10 月 22 日(日)
合格発表日 2023 年 11 月 10 日(金)9:00 ~ 2024 年 2 月 19 日(月) 23:59
試験会場 【上海】ホリディイン浦東(上海浦東假日酒店) 上海市浦東新区東方路 899 路
【シンガポール】シンガポール日本人会 120 Adam Road, Singapore 289899
出願資格 海外滞在経験が1年以上あり、現在海外に滞在(在住)している者
※出願の際は必ずグローバル推進部(kogakuin-global@kgi.ed.jp)に連絡してください。
主な出願書類 ●帰国生出願者就学歴(本校所定様式)
●志望理由書 ※日本語による (本校所定様式)
●在学証明書(またはそれに準ずる成績証明書等)
●英語検定合格証書・スコア表のコピー ※英語の試験を「換算」で使用する場合のみ
英語を含む試験内容 ①「英語」+「面接」 ※1
③「英語」+「国語」+「面接」※1、2
④「英語」+「算数」+「面接」※1、2
*インターナショナルクラス志望者は①・③・④、先進クラス志望者は②・③・④から選択して下さい。
「面接」は本人及び保護者で行い、インターナショナルクラス志望者は英語と日本語、先進クラス志望者は 日本語による面接を実施します。なお、保護者への質問は日本語です。

※1インターナショナルクラス志望者で CEFR の B2 レベル以上(英検準 1 級、TOEFLiBT72~94、IELTS5.5~6.5 等)のスコアを有している場合は、「英語」を 100 点に換算します(取得資格により判断する場合あり)。

※2先進クラス志望者は、CEFR の B1 レベル(英検 2 級、TOEFLiBT42~71、IELTS 4.0~5.0 等)であれば、「英語」を 100 点に換算、 英検準 2 級であれば 80 点に換算します(取得資格により判断する場合あり)。ただし、英検準 2 級相当(=80 点)で出願する場合、「英語」の試験の受験をし、試験結果と比較し高い点数を採用します。

募集人数 特に定めず
2023年度の合格倍率 1.0倍

(参照元:スクールデータブック 2023「2023年度 中学⼊試結果」)

過去問 非公開

参照元:2024年度 生徒募集要項 中学校 海外選抜試験(上海・シンガポール)

海外選抜試験(グローバル)

出願期間 第 1 回:2023 年 10 月 1 日(日) 10:00~2023 年 11 月 1 日(水) 23:59
第2回:2023 年 10 月 1 日(日) 10:00~2023 年 11 月 16 日(木) 23:59
試験日 第1回 A:2023 年 11 月 4 日(土)15:00
第1回 B:2023 年 11 月 4 日(土)20:30
第2回 A:2023 年 11 月 19 日(日)15:00
第2回 B:2023 年 11 月 19 日(日)20:30
合格発表日 第1回:2023 年 11 月 10 日(金)9:00~2024 年 2 月 19 日(月)23:59
第2回:2023 年 11 月 21 日(火)21:00~2024 年 2 月 19 日(月)23:59
試験会場 オンライン
出願資格 海外滞在経験が1年以上あり、現在海外に滞在(在住)している者
※出願の際は必ずグローバル推進部(kogakuin-global@kgi.ed.jp)に連絡してください。
主な出願書類 ●帰国生出願者就学歴(本校所定様式)
●志望理由書 ※日本語による (本校所定様式)
●在学証明書(またはそれに準ずる成績証明書等)
●英語検定合格証書・スコア表のコピー ※英語の試験を「換算」で使用する場合のみ
英語を含む試験内容 ①「英語ライティング」※+「面接
②「英語ライティング」※+「算数」+「面接」
「算数」は計算問題と文章題等です。
「面接」は本人及び保護者で行い、インターナショナルクラス志望者は英語と日本語、 先進クラス志望者は日本語による面接を実施します。また、保護者への質問は日本語です。

インターナショナルクラスを志望する場合は①、 先進クラスを志望する場合は②を選択してください。

※インターナショナルクラス志望者で CEFR の B2 レベル以上(英検準 1 級、TOEFLiBT72~94、IELTS5.5~6.5 等)のスコアを有している場合は、「英語」を 100 点に換算します(取得資格により判断する場合あり)。

※先進クラス志望者は、CEFR の B1 レベル(英検 2 級、TOEFLiBT42~71、IELTS 4.0~5.0 等)であれば、「英語」を 100 点に換算、 英検準 2 級であれば 80 点に換算します(取得資格により判断する場合あり)。ただし、英検準 2 級相当(=80 点)で出願する場合、「英語」の試験の受験をし、試験結果と比較し高い点数を採用します。

募集人数 特に定めず
2023年度の合格倍率 1.0倍

(参照元:スクールデータブック 2023「2023年度 中学⼊試結果」)

過去問 非公開

参照元:2024年度 生徒募集要項 中学校 海外選抜試験(グローバル)

工学院大学附属中学校インタークラスの英語レベルは英検2級


工学院大学附属中学校の帰国生選抜試験では、インターナショナルクラス志望の場合CEFR B2(英検準1級相当)なら100点、先進クラス志望の場合B1(英検2級相当)なら100点換算となります。

したがって、帰国生選抜試験を受けるなら、まずは志望クラスの100点換算がもらえる資格取得を目指すのがいいでしょう。

帰国生選抜試験のインターナショナルクラス志望で英検準1級相当の英語資格を持っている場合は、面接のみで受験することも可能です。

一般入試は、英語資格による加点・優遇がないので注意しましょう。

なお、インターナショナルクラス志望の場合、英検2級程度の英語力が求められます。準2級程度の資格がないと受験資格が得られないため、早いうちから資格取得に力を入れることが重要です。

よくある質問

最後に、工学院大学附属中学校を受験する方や保護者の方からよく寄せられる質問をまとめて紹介します。

英検何級あれば合格できるでしょうか?

換算級から考えて、インターナショナルクラスの合格レベルは英検2級程度と想定されます。そのため、最低でも英検2級は持っていた方がいいでしょう。

帰国生入試を受ける場合は、英検準1級を取得しておくと100点換算がもらえて合格に大きく近づけます。

先進クラス志望の場合は、CEFR換算で1ランク下が合格の目安(例:一般入試なら英検準2級相当)となります。

いつから対策が必要でしょうか?

英語力が追いついていれば6年生の夏からでも大丈夫です。遅くても9月からは受験対策をしましょう。

自宅での対策が難しいのですが、何から始めたら良いでしょうか?

まずは英検の対策に力を入れて、目標の級を取得しましょう。

Grow Rich English Schoolでは帰国生や国内インター生などさまざまなレベルの生徒様に英語レッスンを提供しています。英検対策でお困りの場合は一度無料体験レッスンにお越しください。

おすすめの学校はどこですか?

お子様の性格や将来の目標、居住地域などによって合う学校が異なるため、一概にこの学校がおすすめとは言えません。

通学できる距離、学校のブランド、校風、生徒の雰囲気、入学後の授業のレベル、進学実績など、さまざまな観点から多角的に検討しましょう。

倍率にもよると思いますが、合格の可能性はどのくらいありますか?

まず、お子様の実力が、その学校の入試問題を軽く解ける(正答率80%以上)くらいなのか、なんとか解ける(正答率60%)くらいなのかを判断する必要があります。

そして、学校によってはすべり止めとして受験されているところもあるので、合格した生徒数と実際に入学した生徒数を比較し、お子様の実力と受験生全体の実力を比較することができるとある程度合格の可能性がわかります。

ただしこれには、入学者数や受験生の併願校などの情報が必要であり、どこまで学校側から情報を得られるかが勝負です。

まとめ

今回は、工学院大学附属中学校の概要や英語入試について解説してきました。

国内初の中学校・高等学校でのケンブリッジインターナショナルスクールである工学院大学附属高校では、大学附属という性質を活かした中高大一貫教育と英語によるグローバル教育に力を入れています。

理数系が得意で英語でどんどん学んでいきたい方や海外大学への進学を目指している方にぴったりの学校なので、興味があればぜひ公式サイトや学校説明会をのぞいてみてください。

執筆:榎戸 いくみ

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開校から2年半で、英検5級16名・4級18名・3級24名・準2級20名・2級23名・準1級7名・1級1名(延べ人数)の方が合格されました。3級から1級の合格者の中には、小学生の生徒様もいらっしゃいます

 

難関中学における英語入試の合格実績も豊富です。

 

・ドルトン東京学園
・東京学芸大学附属国際中等教育学校
・広尾学園 中学校・高等学校
・サレジアン国際学園中学校高等学校
・文化学園大学杉並中学・高等学校
・渋谷教育学園渋谷中学高等学校

 

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