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Part6 全10回!英検2級ライティングの英文解答を大公開!

夏休み グローリッチ Grow Rich 三鷹 小学生 英検 2級 ライティング

こんにちは。Grow Rich English School 塾長の畑です。

ここでは、Grow Richオリジナルの英文解答案を
10回に分けて公開しています。今回はPart6!

毎回1問のライティングの質問と、解答(Yes, Noの両方)、
ライティングに取り組むときの練習方法、注意点やアドバイスをお届けしています。

第1回の後半では、ライティングができるようになるステップを4つのポイントに分けてお伝えし、
第2回では、英文を書きはじめる前にメモをとる大切さ、メモの取り方をお伝えしました。
第3回では、安定した英作文をするための型をお伝えし、練習問題に取り組んでもらいました。
第4回では、単語数の目安についえお伝えし、適したライティングのボリュームを学びました。
第5回では、難しい問題への対応方法を、家庭でのフォローに焦点を当てて考えていきました。

今回も、新たな学びとライティングの問題・英文解答とアドバイスをお届けします。

本番をイメージして取り組む

補助輪をつけて自転車に乗っていても、教習所で助手席に教官が乗っていても、
いつかは自分の力で独り立ちしなくてはなりません。

ですので、今日はワークシートを使わずに、
普段練習している英語用ノートの新しいページを開き
タイマーをセットして自力で書ききってみましょう。

試験当日をイメージした『力だめし』のような取り組みは
初心に帰らせてくれます。
ぜひこの機会にライティングを実践してみましょう。

「本番モード」に切り替える

勉強中は、ある意味なんでもできてしまいました。
本番ではないので、実力も気持ちも「練習モード」です。

たとえば、

・2級の試験時間は?
・ライティングは問題冊子のどこにある?
・本当に、制限時間以内に筆記試験を終えられる?
・当日、リスニングも元気に解き終える体力と集中力はある?

「練習モード」が続くと、上記のようなことは忘れてしまいがちです。

遅くても試験3週間前には、本番を想定した「模擬試験」のようなテストを
時間をとって取り組んでみましょう。

さて、今回はライティングですので、全て取り組む必要はありません!
ライティングは筆記試験時間のうち20分を使うのが現実的です。

はじめて時間制限をつけて取り組むけれど、とても時間内に終えられる自信がない

という方は、20分でどこまでできるか確かめるつもりで書きましょう。

 

タイマーを20分にセットして「よーい、スタート!」

試験中、問題冊子にメモを書く欄はたくさんあります。(A4サイズの紙1枚分以上)
今回はノートを開いて、左のページはメモ、右のページに英文回答を書きましょう。

「文章の型を覚えられているか不安」
「アイデアのまとめ方のコツを復習したい」

というかたは、part5までの学びを見返してから実践してみましょう。

準備ができた方はスタートしましょう。
いつも通り、問題の下にはワークシートがありますので、
まずは20分間本番と同じように取り組んでから
読み進めてください。

 

問題

Q. Today, Japanese restaurants are popular in many countries. Do you think Japanese food will become more popular in foreign countries in the future?
(オリジナル問題)

Points
●Health
●Globalization
●Media

見直し

20分間で書き終えられたでしょうか?
単語数は、80〜100単語を目安に書けたでしょうか?

もし20分以内に必要な単語数を書けた場合は、
他の問題を使って解き慣れましょう。

アイデアをまとめる

下の表を見ながら、ノートにアイデアをまとめてみましょう。
目安の時間は5分です。

ポイントをうまく使うことがコツです。
意見が思い浮かびやすいポイントを選びましょう。

メモの取り方がわからない場合は、part2で復習してください。

英文を書く

次に、英文です。下の表のように書きはじめてみましょう。

英文の書き方は、写真のような書き方でもOKですし、
この後に出てくる英文解答のような表現をしても良いです。

覚えやすく、納得のいく表現をテンプレートにしましょう。

一度書き終えたら、
・単語数を数えて、目安(80単語〜100単語)の単語数と比較
・初めから読んでみて文法、スペルチェック
をしましょう。

英文の解答案

それでは、今回の解答案を以下にお見せします。観点は、アイデアを広げるという意味でサンプルにないものも使っています。

(賛成)

使ったPOINTS:
●Health
●Globalization

I think that Japanese food will become more popular in foreign countries in the future. First, traditional Japanese food is very healthy. For example, traditional Japanese food uses a lot of fish, meat, and vegetables. They also do not use any sauces like ketchup, mustard, or mayonnaise to give it more flavor. Second, some traditional Japanese food is already popular in foreign countries. For instance, sushi and ramen are becoming more common in foreign countries. For all the reasons above, I think that Japanese food will become more popular in foreign countries in the future.
(95 words)

(反対)

使ったPOINTS:
●Cost
●Benefit(オリジナル)

I do not think that Japanese food will become more popular in foreign countries in the future. First, Japanese restaurants in foreign countries are usually not very good, and are often not owned by Japanese people. For this reason, people will not want to try any more Japanese food. Second, many foreigners think Japanese food is strange. For instance, food like “natto” has a very unique smell to it that people do not even want to try after smelling it. For all the reasons above, I do not think that Japanese food will become more popular in foreign countries in the future.
(102 words)

いかがでしたか?

英文は、あくまで解答案ですので、実際はもっとシンプルな書き方でも問題ありません。
また、わざわざ難しい単語や文法を使わなくても得点できます。

ライティングができるようになるステップ
1. “型”を覚えて構成をとらえる
2. 意見のアイデアはお手本をまねする
3. いきなり解答欄に書くのはNG!必ず下書きする(文章ではなく数単語のメモを書く!)
4. 添削を受けて、自分が書きたかった文を洗練させる

上達のためにこれからできること

「ひとつは理由が浮かぶのに、2つ目がいつも浮かばない・・・」という方は、
そのトピックについて他の人と話してみてください。何か良いアイデアをもらえるかもしれません。また、意見を聞くと「本当に有効か」を判断する練習にもなります。

家族や友達と意見交換することもとても有効です。
アイデアをたくさんもらえる良い機会になります。

自分の意見に自信がないという方は、
ときには壁打ちのように、「こう思うんだけどどう思う?」と質問を投げかけてみると、
あなたの意見に説得力があるのかを評価できます。

「日本語が英語にならない」という方は、
知っている文法で、書き換えられないか考えてみましょう。
次のような文法は、ライティングでよく使う表現です。

・”When~” 〜の場合は…
・”It is ~ to …” (“It is ~ for‥to…”) …することは〜だ。(…することは‥にとって〜だ。)
・”~ ing is …”  〜することは…だ。

「自分で書いた英文が正しいのかわからない」という方は、
一度英文をチェックさせてください。フィードバックさせていただきます。
オンラインでも指導を行なっております。お気軽にご連絡ください。

書き方のコツや、練習量の目安など、
ほしいアドバイスがあればお気軽にご相談ください。

それでは、Part7も楽しみにお待ちください!

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